こんにちは、まえばです！
MetaがTwitterの競合サービスとして「Threads」を米国時間7月5日に公開してから約2週間が経過しました。
最近の報道によると、同アプリは最初の5日間で1億ダウンロードを達成したにもかかわらず、利用状況に若干のかげりが見られるということ。
本記事では、なぜThreadsの利用者が減少しているか？
その理由について詳しく解説します。
当ブログ内のThreadsについての記事を以下のページでまとめていますので、あわせてご覧ください。
【新SNS】Threadsとは？Threadsの主な機能と特徴を解説
競合他社の台頭
近年、SNS市場において競合他社が次々と新しいプラットフォームを立ち上げています。
これらの新興SNSがユーザーの関心を引きつけ、Threadsの利用者が競合プラットフォームに流れる傾向が見られます。
特に若年層のユーザーは新しいトレンドを求める傾向があり、競合SNSの登場により利用者が分散してしまっています。
機能面の不満
Threadsのサービスに対して、一部のユーザーから機能面での不満の声が上がっています。
競合他社が提供する多様な機能や使いやすいインターフェースに比べて、Threadsの機能が限定的だと感じるユーザーも存在します。
特に、動画やライブ配信などの新しいコンテンツフォーマットに対応していない点が挙げられます。
ユーザーエンゲージメントの低下
一部のユーザーはThreads上でのエンゲージメントが低下していると感じています。
コンテンツの質やユーザー間のコミュニケーションが不足していると感じるユーザーが増えており、その結果、活発なコミュニティの形成が難しい状況です。ユーザーがコンテンツを消費するだけでなく、参加型のコミュニケーションを求める傾向が高まっています。
プライバシーとセキュリティの懸念
近年、SNSプラットフォームにおけるプライバシー侵害や個人情報の流出などの問題が多発しています。
これにより、一部のユーザーは個人情報の安全性に対する不安から、Threadsの利用を控えるようになっています。プラットフォームのセキュリティ対策や個人情報の取り扱いに対する信頼が重要な要素となっているため、これらの懸念を解消することが利用者回復に向けた課題となっています。
9to5Macでは「Threads」の利用が減少している理由を4つあるとしています。
- 要求された機能の多くを急ぐことに関心を示していないこと（特に時系列順のフィード）
- プラットフォームで非常にアクティブな人が比較的少ないという永続的な問題であり、より受動的な訪問者が多くの時間を費やす理由が少ない
- 活発に投稿しているのは個人ではなくブランドで商業的すぎる印象を与える
- iOSアプリの更新が技術的な問題により一時停止されていた
いずれも時間が解決する問題かもしれませんが、特に「時系列順のフィード」の機能が追加されれば、活動する個人ユーザーも増え「Threads」の賑わいは戻るのではないでしょうか。
今後の改善が期待されます。
当ブログ内のThreadsについての記事を以下のページでまとめていますので、あわせてご覧ください。
Threadsとは？InstagramとThreadsの関係性を解説
Threads（スレッズ） ：ブランドマーケティングへの新たな道
